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ISO14001と労働衛生:省エネと労働衛生

ISO14001の課題としての省エネルギー対策〔冷房あるいは暖房の室温の設定〕と労働衛生上の対策〔事務所衛生基準規則の室温管理〕とが相反することがあります。

やはり、省エネルギー対策、労働衛生上の対策を個別に考えるのではなく、総合的に考える必要があります。
例えば、冷房あるいは暖房の室温の設定温度は、省エネルギー対策上から「夏季:28℃、冬季:20℃」を目安に過度とならないように適切に調整します。

しかし、この設定温度は、労働衛生上あるいは作業性からは夏季では高めの温度、冬季では低めの温度となります。
そこで、併せて服装による対応「クールビズ、ウォームビズ」を行います。なお、冷房時の服装による対応は、冷房病対策としても有効です。

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