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リスクアセスメント:リスクの見積り〔揮発性物質〕

厚生労働省の化学物質・粉じん、騒音、暑熱に関するリスクアセスメントのすすめ方に基づき有機溶剤等の揮発性物質のリスクの見積りを行う場合、取扱量の区分と揮発性の区分に関し、同一取扱量の区分で1000倍の差があること、また、現在実施している管理手法の区分に関し、作業環境の管理区分が局所排気装置の設置状況・性能で決まることが多いことなどから、区分に際し戸惑います。

この手法は揮発性物質の測定手段がない場合には、簡便で有用と考えられますが、検知管法での測定が可能な場合は、直接、検知管法によりばく露濃度の測定を行い、リスクの見積りを行えば、簡便に、リスクアセスメントが行えます。なお、検知管法は共存する妨害成分の影響に配慮する必要があります。

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